『鬼滅の刃』名シーンでわかる英文法 鬼滅の名言を英語で!

『鬼滅の刃』英語版から、「私ではない!!」を英語でどう言うかと「目的格」を学ぼう

本当の化け物はあの男だ私ではない

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バタバタしていて更新できておりませんでしたが、

『鬼滅の刃』の英語版、『Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba』の22巻が、今月ついに発売されました!

これで残すは完結の23巻のみ

 

23巻(の英語版)が出たら、まさに「全米が泣いた」となるんじゃないでしょうか??

8月3日を楽しみに待ちましょう!!

 

本日の例文はコチラ!

さて本日の英訳解説は、

私が22巻でもっとも「どんな英訳だったのか?」気になっていたこちらのシーンから!

(以下、ネタバレあり)

 

炭治郎や柱たちの攻撃を受け、応戦する鬼舞辻無惨(以下、無惨様)。

その人智を超えた強さに、隊士も読者もハラハラしっぱなしでしたが、そんな無惨様が珍しく放った弱気というか本音が現れたシーンです。

(渋いチョイスでしょうか??)

本当の化け物はあの男だ私ではない

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第22巻(集英社)

「日の光を浴びなければ死なない」無敵とも言える自分が、

なすすべもなく切り刻まれ、数百年経っても古傷を焼き続ける斬撃を放った、始まりの呼吸の剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)に対しての、無惨様の評価、

「本当の化け物はあの男だ 私ではない!!」

『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。

 

問題

But the real monster... was him... and(   )me!!
本当の化け物は、あの男だ。 私ではない!!

選択肢
①no
②not

③none
nothing

どの単語で否定しているのか?という問題です。

※ちなみに「but」から始まるのは、前の文脈への反語だからです。

 

 

答え

 

本当の化け物はあの男だ私ではない

Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.22

正解

But the real monster... was him... and not me!!
本当の化け物は、あの男だ。私ではない!!

 

②の「not」が正解でした!

 

 

解説

 

主語+動詞

主語は「the real monster=本当の化け物」というまんまな訳で、

(述語)動詞は、be動詞の過去形「was」でしたね。

縁壱はすでに故人なので過去形というわけです。

 

その後に続くのが、「him」

「he」が変化したものですね(目的格)。

 

英語は日本語の「て」「に」「を」「は」のような「助詞」がないので、

置かれる場所によって意味が決まります。

 

文頭の主語に使う場合は「he」で、

動詞のあとの目的語に使う場合は「him」になるわけですね。

 

「him」

学校では「彼を」「彼に」という訳をつけられますが、

その訳がたまたま「he=彼は、彼が」「him=彼を、彼に」と訳すのが便利なだけであって、

第三者の男を指す場合でも「he」「him」を使えるので、

「he/him=あの男」と訳すこともできます。

 

そして、

「he」を動詞の目的語に使う場合は、自動的に「him」になるわけです。

 

そしてbe動詞は、

主語についての状態や様子を表す状態動詞なので、

the real monster was him
=本当の化け物はあの男だ

ということになるわけですね。

 

「Not me!」

その後に続く「not me」ですが、

作中の英訳にもあるように、

not me!!
=私ではない!!

という意味を持つ、

ネイティブの会話ではよく使われる否定の定型表現ですね。

 

英単語

Not me.
=私じゃない

 

このまま

Not me!=僕じゃないよ!

みたいに使うこともありますし、

It is not me!=それは僕じゃないよ!

という風にも使えます。

 

本来は上記の例のように「be動詞」を使う文が基本で、

ポイント

be動詞+not+○○(目的語)
=○○ではない

という、be動詞を使った否定文です。

 

だからこの無惨様の「not me」は、

the real monster was him
=本当の化け物はあの男だ

the real monster was not me
=本当の化け物は私ではない

という感じで、「him」の前のbe動詞に続く否定文だったわけです。

 

動詞の後は「目的格」で!

「not me=私ではない」

は文法的にはあまり難しくありませんが、

ポイントは、先ほどの「him」と同じように、

be動詞の後なので「I」じゃなく「me」になることですね。

 

英語の文は基本的に、

主語+(述語)動詞+目的語or補語

という並びになります。

 

動詞の後に来るのは基本的に目的語になるので、

主語の場所に来ていた時の姿(主格)から、

目的語の場所に来た時の姿が変わり、これを「目的格」と言い、

主格⇒目的格の変化

I⇒me
he⇒him
she⇒her
we⇒us
they⇒them

※you、itは変化せず

という風に変化をします。

 

「you」と「it」は変化しないので、

こいつらのせいで「変化するものだ」というのがなかなか理解できない人が多いですが、

動詞の後に来る、動詞の目的対象(目的語)になる場合は「目的格」に変わる

ということをおぼえておくことが大事です。

 

それを理解すると、

I'm not her, so I don't know how she feels.
=私は彼女じゃないから、彼女の気持ちはわからないわ

I'm not a monster like them, so I can't keep up with their training.
=俺はあいつらとちがって化け物ではないから、修業についていけない

のような使い方もできるわけですね。

 

教科書英語だと、

「I'm not Kenta.(私はケンタではありません)」

みたいな、あまり使いどころのない否定文を学ばされますが、

実際に「自分じゃないよ」というのは簡単に使う言葉なので、

簡単な英会話表現としての、

「(It's)not me.」を覚えておくとよいでしょうね。

 

 

「not me」の使用例

Zenitsu! You are the one who ate the manju, right?
善逸さん、あの饅頭を食べたのはあなたでしょ?

Not... me.
俺じゃ…ないよ

 

 

 

今日のまとめ

今日の言葉

But the real monster... was him... and not me!!
本当の化け物は、あの男だ。私ではない!!

 

今日のテキスト

-『鬼滅の刃』名シーンでわかる英文法, 鬼滅の名言を英語で!
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