鬼滅の名言を英語で!

不死川玄弥の優しさが光るシーン「良かったな」を英語で?【難易度★★】

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おはようございます!

今月は1月ということで、

不死川玄弥の誕生日のあったです。

 

すみません!

忘れてましたが、1月7日は不死川玄弥の誕生日だったので、今さらながらに玄弥ネタいきます。

 

といっても、

最近難易度がハードな内容が多かった気がするので、

今回はわりとシンプルなシーンから。

(アニメ派の人はネタバレを若干含みますので注意!)

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第15巻(集英社)

苦戦した上弦の鬼・半天狗を協力して撃破した炭治郎・禰豆子・玄弥。

しかし、

夜が明けて、鬼である禰豆子は自分が日の光を浴びて死ぬかもしれないときも、

炭治郎に人を救えと巴投げで吹っ飛ばし、その結果、禰豆子は死んだかと思われたものの、

太陽の光を克服して、兄妹抱き合うことができたというシーンを遠巻きに見ている玄弥

 

自信も「兄弟」「家族」に対して強い思い入れがあるだけに、

これまで険しいばかりだった玄弥の顔がとてもやさしくなる地味ですがいいシーンです。

 

今回はコチラの、「良かったな…炭治郎…禰豆子」

『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。

 

えっ、カンタンですか??

シンプルな方が実は難しかったりするものですよ。

問題

    )great... Tanjiro... Nezuko.
良かったな…炭治郎…禰豆子

選択肢
①It's
②This's

③That's
④There's

 

答え

 

Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.15

正解

That's great... Tanjiro... Nezuko.
良かったな…炭治郎…禰豆子

 

③の「That's」が正解でした!

 

 

解説

シンプルな表現なので、「違い」をしっかりと把握しておきましょう。

主語+動詞

That's great.

That=それ、あれ⇒主語
is=~です、~だ⇒述語動詞
great=[形]凄い、素晴らしい⇒補語

英語の呼吸・弐ノ型(第2文型)のシンプルな文で、

「それは凄いね」「それはよかった」

という意味で使われます。

英熟語

That's great.
=凄いね、よかったね

(※ちなみに日本語が「~た」という過去形でも英語では現在形です)

 

定番表現中の定番なので、

会話につまったらこれを使え説すらありますが、

 

今回、「That's」以外の選択肢

「It's」「This's」「There's」がなぜダメだったのか?

その辺の話をしていきながら、「That's」だった理由を深掘りしたいと思います。

 

なぜ「That's」だったか?

まず、消去法で行きましょう。

「This's」がダメだった理由は、「これ」じゃないからです。

 

「that」と「this」は対象とする範囲が違っているので、

目の前にあって、手に届く範囲のものしか「this」を使えません

 

ちなみに「This's」を見たことがない人が多いのは、

このままでは発音しにくいから「This is」のまま使う事が多いからだそうで、

絶対に存在しないというわけではないですよ。

 

次に「There's」はどうでしょう?

そもそも「There」は、

あるもの・人を指す仮の主語(形式主語)であるので、

isの後はその真の主語、つまり名詞が来ないといけません

ややこしい話かもしれないので簡単にいうと、

There's a book.(本があります)

のように、There=a bookになるんですね。

 

今回は「a book」の所に「great」が入りますが、

こうなると「great=偉大な人、重要」という名詞にならないといけないので*、

ここで玄弥が「There's great.」なんて言ったら、

「凄いことだ」みたいな感じの意味になります。
(*本当は可算名詞なので冠詞も必要)

 

禰豆子が消滅してないんだから、

「There's great.」と言うのもアリなんですが、

兄妹が仲良くできない玄弥が温かい目で竈門兄妹を見ているシーンなので

これじゃダメですね。

 

そうなると選択肢は2つに絞られ、

「It's」か「That's」になります。

この二つの違いはどこにあるのでしょうか?

 

「That's great」と「It's great」の違い

「it」も「that」も、「それ」を指す代名詞で、

It's great.

That's great.

のどちらも「それは凄いね」「それは良かった」と会話で使える言葉です。

 

しかし、

このシーンの玄弥が言っているような

「良かったな(ね)」は、

「That's great.」

だったわけですね。

 

これは、訳よりも、その言葉を使うシチュエーションを見てみるとわかります。

このシーン、玄弥はどこにいますか?

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第15巻(集英社)

 

炭治郎たちのそばにいませんよね?

少し離れた所から、二人の様子を眺めているわけです。

 

この距離感が「that」です。

 

先ほど、

「this」は手の届く距離と言いましたが、

「that」は手の届かない距離に使う代名詞です。

その日本語訳がたまたま「あれ」や「それ」だったわけですね。

(これについてはまた後日)

じゃぁ「it」はというと、

物理的な距離ではなくて、

A: What is that?(あれは何?)
B: It's a new robot.(新しいロボットだよ)

というように、

一度話題にのぼったものを表す精神的な距離であり、

それをたまたま日本語で「それ」と言っているんですね。

なので、

「It's great.」も「That' great.」も、

日本語の「それ」の感覚で理解するのではなく

「なにを指しているのか」

に注目して使い分ける必要があるわけです。

 

このシーンでは、

玄弥が、離れた場所にいる、

「竈門兄妹が喜び合う姿=that」

を見て、「great」だと思ったから、

良かったな=That's great.

となったわけです。

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第15巻(集英社)に追記

 

「よかった」にもいろんな表現がある

このように、

基本的に独り言のように言う「良かったな」は、

It's great.

ではなく、

That's great.

になることはわかっていただけたかと思います。

 

もちろん、

会話の中だったらIt'sでもThat'sでもOKですし、

自分の中で思い続けて来たのなら、

それを独り言のように「It's」ということもありえます。

 

しかし、

今回のシーンは、この時に初めてそう思ったので、

That's great

が一番適切な訳だったと言えるのではないでしょうか?

 

ちなみに、

誰にと呼びかけるでもなく、

自分一人でしみじみと感じる「よかった」については、

竈門炭治郎

I'm so glad...
よかった…

のように、「I」を主語にして、「so=とても」「glad=嬉しい」と表すこともあります。

 

 

今日のまとめ

シンプルだからこそ、その国の言語の特徴が表れる文の例でした。

その時々の表現になるので、できれば丸暗記ではなく、それぞれのシーンでおぼえておくとよいですよ!

 

「this」「that」「is」の違い、「There」の役割についてはまた別の機会でお話しします!

 

今日の言葉

That's great... Tanjiro... Nezuko.
良かったな…炭治郎…禰豆子

 

今日のテキスト

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