おはようございます!
昨日は更新できませんでしたが、今日はガンバンリマス!
肆ノ牙を飛ばして伍ノ牙なのは、昨日更新がなかったからではありません。
詳しくは「弐ノ牙」をご覧いただければわかります!
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さて、本日のお題はこちら、
この、空中で二刀を使って四方八方に斬撃を乱れ打つ、攻撃範囲の広い
「獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂(ざ)き」を
『鬼滅の刃』英語翻訳版でどう訳された?
という問題です。
なお、この前の肆ノ牙ではなく参ノ牙についてはこちら。
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では本題いきます。
問題
獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!!!
ヒント:「狂っている」という形容詞です!
答え
正解
獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!!!
「狂っている」という意味の「Crazy」が正解でした!
解説
「狂い裂き」=狂う+裂く
ということで、
狂う=crazy
裂く=cutting
という、わりとまんまの、わかりやすい単語の組み合わせでした。
「crazy」
「crazy」は、
頭がおかしいという意味で「クレイジー」という言い方が日本でも定着していますが、他にも、強く熱中していることを表すことが出来る形容詞です。
英単語
[形容詞]狂っている、熱中している、正気でない
[名詞]狂人
〔例文〕
You are crazy!(お前、頭おかしいよ)
Zenitsu is crazy about Nezuko.(善逸は禰豆子に夢中だ)
「crazy」は基本的に形容詞なので、文章であればbe動詞と組み合わせて使うことが多いですね。
「cutting」
もう一つの「cutting」は、
動詞「cut」を「~ing」の形にした動名詞ですね。
英単語
[名詞]切ること、切断、カット
なお、
「cut」に「-ing」をつけただけじゃなく、
「cutting」と「t」が1つ追加されているところに注意です!
「t」が追加される~ing
「t」の前の発音が、「ッ」となるときは「tting」になる。
「tt」になる例
切る:cut(カット)⇒cutting
手に入れる:get(ゲット)⇒getting
置く:put(プット)⇒putting
「tt」にならない例
戦う:fight(ファイト)⇒fighting
食べる:eat(イート)⇒eating
待つ:wait(ウェイト)⇒waiting
コラム:「狂い"咲き"」との関係は?
単語の意味はよいですが、技の名前についてプチ考察です。
獣の呼吸・伍ノ牙「狂い裂き」は、よみがなだけなら「くるいざき」ですね。
そう、辞書にも載っている「狂い咲き」です。
広辞苑 第七版
狂い咲き
花が、季節はずれに咲くこと。また、その花。
「裂き」と「咲き」の違いですが、
伊之助は「花の呼吸」の使い手じゃないだけあって、まったくの無関係かなと思っていたんです。
でも、
「あれ、これって花っぽくない?」
ってシーンがありました。
こちらは最終決戦の中でくり出した、「狂い裂き」です。
なんとなく、花吹雪っぽくないですか?
(花じゃないんだけども)
これを見ちゃうと、
「くるいざき」というネーミングにしたのもうなずけるわけですが、
翻訳版の「crazy cutting」には、花が「咲く」ニュアンスはゼロです。
「狂い咲き」とは無関係なのか、そうでないのか・・・
その辺がハッキリしていないので、
文字通り「狂い=crazy」「裂き=cutting」とシンプルに訳されたんでしょうね。
今日のまとめ
原作である日本語の、元ネタを意識したネーミングをさすがに翻訳版に求めるのは酷な例でしたが、シンプルな単語の組み合わせなので、今回のはおぼえやすかったですね。
ただし、「cutting」の「tt」には注意です!
例文
Beast Breathing Fifth Fang: Crazy Cutting!!!
獣の呼吸・伍ノ牙 狂い裂き!!!