今回は基本中の基本の英会話表現です。
胡蝶カナエ
こんにちは初めまして
私は胡蝶カナエといいます
これを鬼滅英語翻訳版でどう訳されている?という問題です。
問題
こんにちは初めまして
My name is Kanae Kocho.
私は胡蝶カナエといいます
ヒント:なし
さすがに今回はヒントなしですが、スペル注意です!
答え
正解
Hello. Nice to meet you.
こんにちは初めまして
My name is Kanae Kocho.
私は胡蝶カナエといいます
で、「meet」が正解でした!
ちゃんとスペルミスなく書けたでしょうか?
解説
今回は自己紹介の典型表現ですね。
Nice to meet you
初めて会った時の、もっとも一般的なあいさつです。
なお、「私もです」と言うときは、「Nice to meet you, too.」を使います。
日本語訳としては「初めまして」と習いますが、英語の意味的にはちょっと違います。
「meet」を使いますが、これは「主語+動詞」の動詞ではなく、「to不定詞」となります。
この文の主語と動詞は実は省略されているので、それを追加すると、
メモ
It is nice(これは良い)
to meet you(あなたに会えたこと)※to不定詞
➡あなたに会えて良かったです
というのが本来の意味です。
ただもう、日本語の「初めまして」と同様、意味なんてさておき、最初の挨拶に使う定番のなかの定番みたいになっていますから、「It is」は省略して使うようになっています。
ちなみに、「あなたに会えて嬉しいです」と言う時は、似たような表現ですが「glad(嬉しい)」という形容詞を使って、
I am glad to meet you.(あなたに会えて嬉しいです)
とか
I am very glad to meet you.(あなたに会えてとても嬉しいです)
というものを使います。
Nice to see you.じゃダメ?
「会う」という英語には「meet」の他に「see」もあります。
ということは、「Nice to see you.」という文でも言えるんじゃないか?
正解です。言えます。
ただ、ちょっと意味が変わっちゃうんですね。
というのも、同じ「会う」でも、「meet」と「see」は意味がちがいます。
ポイント
meet:(初めて)会う
see:(既に会った人と)会う
というような使い分けをされることが多いので、
本来の意味の「Nice to meet you.(会えて良かったです)」の、細かい部分の意味が変わります。
ポイント
Nice to meet you.=(初めて)会えて良かった
Nice to see you.=(偶然)会えて良かった
と、ちょっとニュアンスが変わっちゃうことがわかっていただけますか?
だから、日本語の「はじめまして」を使うシチュエーションで使う英語は、「Nice to meet you.」になるわけです。
My name is Kanae Kocho.
自己紹介といえば、昔は「My name is」で教えられましたが、最近は「I'm ○○」を使うというのが一般的になりました。
「My name is」を使う時は、自己紹介でも「名前」を強調したい時ですね。
今回のシーンは、カナエさんが、みすぼらしくロープに繋がれた、後のカナヲに名乗ったシーンでした。
その後にカナエは、「あなたのお名前は?」と聞いていますから、「名前」にフォーカスする、「My name is」を使って自分の名前から名乗ったんです。
どんな相手にでも等しく丁寧で優しく接するという、カナエさんらしさが出てますよね。
今日のまとめ
「はじめまして=Nice to meet you.」ですけど、意味が同じじゃなくて、使うシチュエーションが同じ、ということですね。
今日の言葉
Hello. Nice to meet you.
こんにちは初めまして
My name is Kanae Kocho.
私は胡蝶カナエといいます