まいにち鬼滅英単語

「炎の呼吸 壱ノ型・不知火(しらぬい)」を英語で?【★★★】意味は?不知火って何?

スポンサーリンク

今週は「煉獄さんweek」ですので、引き続き煉獄さん関連の鬼滅英単語を学んでいきましょう!

ちなみにアニメ派の人には多少ネタバレになりますので、この先を読み進める方はご注意を!

 

 

この、「炎の呼吸 壱ノ型・不知火(しらぬい)」を
『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。

 

ちなみに「炎の呼吸」に関しては、こちらでご紹介しています!

こちらもCHECK

【難易度★】「炎の呼吸・壱ノ型」は英語で?

煉獄さんウィークです。 吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社) この、「炎の呼吸・壱ノ型」を『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。   ちなみに、「炎の呼吸」 ...

続きを見る

 

問題

Flame Breathing First Form: (    ing)Fire!
炎の呼吸 壱ノ型・不知火

ヒント:「know」を使った英単語です

 

 

 

答え

 

Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.8

正解

Flame Breathing First Form: Unknowing Fire!
炎の呼吸 壱ノ型・不知火

 

「Unknowing」が正解でした!

聞いたことない人が多いでしょうね!!

でも、よくよく見ると、なんとなく意味が分かる気がしませんか??

 

 

解説

それぞれの単語の意味をしっかり学びましょう。

今回の英単語

この「unknowing」には、真ん中に「know(知っている、気づく)」が入っていて、その前に「un-」その後ろに「-ing」がついていますね。

「un-」というのは、反対の意味になる言葉で、日本語の「不ー」「非ー」のような役割だと思ってもらって構いません。

 

さらに「ing」がついているのだから、「進行形」か「動名詞」かのどちらかと思った人もいるかもしれません。

しかし残念ながら、そのどちらも違います!

 

この「unknowing」は「形容詞」です。

英単語

unknowing
〔形容詞〕気づかない、自覚していない

 

「ing」がついているのに形容詞?

そもそも、進行形というのは、「be動詞+現在分詞(~ing)」で、現在進行していることを表すと中学3年で習います。

まぁ、最初は「進行形」と言っていたのに「現在分詞」という言葉が出てきて「なんじゃそら?」と思った学生は数多いと思いますが、そもそも「進行形=be動詞+現在分詞(~ing)」なんです

 

突然じゃないのですが、「教えられてない」ので知らないのです。

「~ing」が現在分詞、「~ed」が過去分詞というのです。

 

そもそも、今回の「unknowing」の文には、be動詞がないですよね?

技の名前ですから、be動詞いらないから。

 

そうなると「進行形」にならないですよね?

「~ing」を単体で使っているんですね。

 

実は、動詞が変化した、いわゆる進行形を作る「現在分詞(~ing)」、受け身形や現在完了形を作る「過去分詞(~ed)」は、今回のように動詞とからませずに使う「形容詞」と見る考え方もあるんですね。

 

だから、単語によっては「unknowing」のように「形容詞」として辞書に載っているものもあります

つまりここでは、「unknowingなfire」という意味で使われているんですね~。

 

「不知火」ってそもそも何?

「unknowing」の意味や使い方はわかった。

でも、「Unknowing Fire」って、「不知火」の訳として適切か?

という問題がありますよね。

 

そもそも「不知火」ってなんですかね?

相撲の土俵入り「不知火型」とか、ゲームとかにはよく出てくる「技」ですが、何かと説明せよと言われても困りますよね。

 

そこで調べてみました、「不知火」。

どうも、九州の有明海・八代海(やつしろかい)で見られる一種の「蜃気楼」で、漁船の漁り火(いさりび)が、屈折して、水平線のかなたに町の灯りのように現れる現象だそうです。

「不知火」という言葉になったのは、夜に八代海を船で渡っていて方角がわからなくなった景行天皇が、その蜃気楼の灯りをめがけて進んだら陸地に着いたが、「誰が灯りを灯してくれたのだ?」と聞いたところ、「誰も知らない(不知)火」となったので、そこから「不知火」という言葉が生まれたそうな。

ついでに、そこから「八代海」のことを「不知火海」とも呼ぶようになったとか。

不知火(熊本県公式サイトより)

 

不知火=Unknowing Fire?

で、

じゃぁそれと「技」って関係あるのかというと・・・どうなんでしょう?

 

炎の呼吸 壱ノ型・不知火は、作中で2回しか登場しません。

しかし、初回(↓)に登場したときの動きから、どんな技かというのはなんとなくわかります。

 

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社)

高速で水平に相手に突撃し、水平斬りで鬼の首をはねる技ですね。

2回目に繰り出したときもそんな感じだったので、この、「水平移動+水平斬り」がポイントですね。

ジャンプとかはせず、とにかく相手に向かって一直線。

そしてその水平の残り火が、ひょっとしたら「不知火」という自然現象に似ているからこそ「不知火」という名前なのかもしれません。

 

もしくは、相手が気づかないまま(=不知)首を斬られる高速の斬撃という意味での「不知火」だったのかもしれません。

もしこちらであれば、英語の「Unknowing=気づかない」という訳語もピッタリと言えるかも??

 

このへん、詳しく解釈なされた上で、アニメ化されて美麗なグラフィックで見られると思いますので、劇場版に期待ですね!
(まる投げ??)

 

 

今日のまとめ

「不知火」がなぜ「Unknowing Fire」になったのかはハッキリとはわかりませんでしたが、単語そのものの意味はよくわかってもらえたかな、と思います。

 

今日の英単語

unknowing
〔形容詞〕気づかない、自覚していない

例文

Flame Breathing First Form: Unknowing Fire!
炎の呼吸 壱ノ型・不知火

 

今日のテキスト

-まいにち鬼滅英単語
-, , , ,

© 2024 鬼滅の刃で全集中・英語の呼吸!!