おはようございます。
昨日の、土曜プレミアムでやっていた「鬼滅の刃〜兄妹の絆」見ました?
やっぱアニメは迫力ありますよねぇ。
『鬼滅の刃』大ヒットはやはりアニメの力による物が大きいですよね。
もともと骨太のストーリーと魅力的なキャラクターではあったのですが、初連載ということで画力で足りないところを、アニメでそれ以上に補ったところで、「絵が苦手」という人もアニメから入って、途中で終わるもんだからマンガに・・・という人が多い気がします(特に女性)。
ということで、いよいよ来週になった、劇場版『鬼滅の刃〜無限列車編』。
今週は引き続き、映画で活躍する(はずの)煉獄さんweekです。
アニメ派の人はややネタバレ案件なので、映画を観てから戻ってきて下さいね。
今回も、炎の呼吸のご紹介なので、前回をご覧になっていない方はそちらから。
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それでは今回のお題はこちら!
![](https://english-breathing.com/wp-content/uploads/2020/10/028b156a86c997fb940ef4e06d9400e6-e1602239693555-500x515.png)
吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第8巻(集英社)
この、「炎の呼吸 伍ノ型・炎虎(えんこ)」を『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。
問題
炎の呼吸 伍ノ型・炎虎
ヒント:・・・「虎」です
答え
![](https://english-breathing.com/wp-content/uploads/2020/10/flame-fifth-2.png)
Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.8
正解
炎の呼吸 伍ノ型・炎虎
「虎」を意味する「Tiger(タイガー)」が正解でした!
にしても「フレイムタイガー」とは、鬼滅に珍しく、ありがちな技名でしたね!
ちなみに、今週号のジャンプの、煉獄さんの初任務を描いた外伝にも、同じく「炎虎」らしき技が出ていましたね。
![](https://english-breathing.com/wp-content/uploads/2020/10/20201009_104435648_iOS-500x397.png)
週刊少年ジャンプ 2020年44号
型名が出ていないので「伍ノ型 炎虎」とは百パーセント言えませんが、
見た目どう見ても虎なので、これは「炎虎」でしょう。
最初に見た炎虎となんかビジュアルが違うのは、まだ技術が未熟だから、なんか虎が若いのだと思います!!
なんとなくちょっとかわいいですもんね、虎が。
使い手によって技のキレや威力が違うというのはこういうことなんだと思います、きっと。
(作者の画力がアップしたとかそんなオチではないと思いたい)
そんな洗練された炎虎でも・・・。恐ろしい世界です。
解説
それぞれの単語の意味をしっかり学びましょう。
そもそも、なぜ「虎」?
理由は実にカンタンです。
水の呼吸が「龍(竜)」だから、炎の呼吸は「虎」なのです。
そう、「竜虎」というやつですね。
炎の呼吸の剣士(煉獄さんの先祖)と、
水の呼吸の剣士は、常に柱だったという記載がありました。
![](https://english-breathing.com/wp-content/uploads/2020/10/cbf2d5e3fb4f256a702921bbb064c05a-500x384.png)
吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第7巻(集英社)
これにより、
鬼殺隊、および柱の中で
「炎」と「水」は双璧と言ってもいい存在だったと言えるんです。
冒頭の「竜虎」というのは、
広辞苑第七版
竜虎
力量の伯仲した二人の強者のたとえ。
ということで、
良い意味でのライバル関係に使う言葉です。
鬼殺隊を支えてきた竜虎ということですね。
よって、
水の呼吸「拾ノ型 生生流転」は「水竜」がイメージで、
炎の呼吸「伍ノ型 炎虎」が技名&エフェクトになっている、
というわけです。
今回の英単語
英単語
〔名詞〕虎、オスの虎(!!)
「Ti」でも発音は「タイ」なので注意です!!
なお、辞書で調べて初めて知ったのですが、
オスの虎とメスの虎は単語が違うんですね・・・。
メスの虎は「tigress(タイグレス)」と言うようです。
英単語
〔名詞〕雌のトラ
そういえば、ウシとかニワトリもオスメスで別の名前がありますね。
おまけ:「ーess」の秘密
ちなみにライオンも同じように、ライオンの総称および雄ライオンを「lion」、雌ライオンを「lioness(ライオネス)」と言うようです。
昔、「ライオネス飛鳥」という女子プロレスラーがいて、「ライオネス」ってなんだろう?と思っていましたが、そういう意味だったんですねぇ・・・。
なお、「lioness」には、「tigress」と同じ「ーess」がついていることに気づきましたか?
実はこの「ーess」は「女性を表す語(接尾辞)」なので、他にも、
「princess(姫)⇔prince(王子)」
「goddess(女神*)⇔god(神)」
「hostess(ホステス)⇔host(ホスト)」
「waitress(ウェイトレス)⇔waiter(ウェイター)」
などがあります。
(*ガッデス、ゴッデスと発音)
ヨーロッパ言語は基本的に、
名詞に「男性の場合」と「女性の場合」、言語によっては「中性」の場合、というそれぞれ違う単語が用意されているので、
むしろ英語は性別分けが少ない上に、変化もわかりやすいです。
そういう意味でも、英語は世界中で使われやすい言語と言えるかもしれませんね。
なお、その英語でも、
「actress(女優)⇔actor(男優、俳優)」や
「stewardess(スチュワーデス)⇔steward(スチュワード)」※
などの言葉は、
ジェンダーフリーの影響で消えつつありますので、英語が世界語になった暁には、男女別の単語がよりいっそう少なくなっていくでしょうね。
※今は男女とも「キャビンアテンダント(CA)」と言っていますね。
今日のまとめ
今回は単語にひねりがなかったので、そんなに難しくなかったと思いますが、女性形もあるなんて勉強になりますね!
(テストにはあまりでないと思いますが)
英単語
〔名詞〕虎、オスの虎(!!)
例文
Flame Breathing Fifth Form: Flame Tiger!
炎の呼吸 伍ノ型・炎虎