まいにち鬼滅英単語

獣の呼吸・陸ノ牙「乱杭咬み」を英語で?っていうか意味は?【★★★★】

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おはようございます!

毎回言ってる気がしますが、もう「冬」!

 

『鬼滅の刃』の最終決戦は、三ヶ月後に桜が満開になる時期ということだったので、どう考えても真冬!

それなのに裸で戦っていた(上に氷の血鬼術の鬼と戦っていた)伊之助はヤバい!

 

さて本題。

勝手に伊之助ウィークが続いていますので、今日の鬼滅英単語ももちろん続きです!

 

ちなみに前回はこちら。

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それでは行きます!

吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第11巻(集英社)

ファンブックによると、「刃こぼれさせた刀を生かし、のこぎりのように斬り裂く」技とのことで、エフェクトもギザギザになっている痛そうな技、

「獣の呼吸・陸ノ牙 乱杭咬み」

これを、『鬼滅の刃』英語翻訳版のネイティブ英語でどう訳された?という問題です。

 

問題

Beast Breathing Sixth Fang: Palisade(    )!
獣の呼吸・陸ノ型「乱杭咬み」!!
※palisade=乱杭

選択肢
①bait
②byte

③bite
④beit

 

結婚式での新郎新婦が行う定番、

「ファーストバイト」の「バイト」ですが、正しいスペルはどれでしょうか??

ファーストバイトのイメージ

 

答え

 

Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.11

正解

Beast Breathing Sixth Fang: Palisade Bite!
獣の呼吸・陸ノ型「乱杭咬み」!!

 

③の「bite」が正解でした!

ローマ字的に考えていると、一番「バイト」と読めないものだったかもしれませんね。

 

①の「bait」は、
それっぽく見えますが発音は「ベイト」で、意味は「エサ、おとり」です。

②の「byte」は、
発音は「bite」と同じですが、「ギガバイト」の「バイト」です。

④の「beit」については、
勝手な造語です。「バイト」つながりで、「アルバイト」の語源、ドイツ語の「arbeit*」の一部を抜きとりました。
*発音はアルバイト。意味は「労働、仕事」

 

 

解説

それぞれの単語の意味をしっかり学ぶ前に、

そもそも「乱杭(らんぐい)」って何?って感じですよね。

 

「乱杭咬み」とはどういう意味?

そもそも「乱杭」って何って話からですが、

実は、「乱杭」って言葉、辞書にも載っている言葉です。

 

広辞苑 第七版

らんぐい(乱杭・乱杙)

秩序なくやたらに打ち込んだくい。地上や水底に順序を乱して杙を打ち込み、縄を張りめぐらし、敵の侵入を防ぐもの。

 

普通の柵というのは「整列」している物ですが、

「乱杭」というのは逆で、入りにくいようにあえて乱して打ち込んだ杭のことなんですね。

(ちなみにメチャクチャの歯並びを「乱杭歯」と言うそうです)

吉野ヶ里遺跡の乱杭(手前)

写真だと背の高い乱杭ですが、

もっと低い杭をバラバラに打ち込み、そこに縄を張ることで歩きにくくしたりとか、船を防ぐために水底に打ち込む場合もあります。

地味ですが、足止めに最適で、特に飛び道具が生きる柵ですね。

 

そんな「乱杭」「咬み」なわけですが、一体どういう意味でしょうね??

 

さすがに乱杭を咬むのはおかしいし、

「獣の呼吸」は

獲物を食いちぎるほうの「牙」なので、

「乱杭のような、不揃いなもので咬みつく」というイメージでしょうか?

 

伊之助の「獣の牙」は、

勢いよく「ブッた斬る」ものが多いのですが、

「乱杭咬み」は、あえて「ギザギザ感」を出しているので、それを「乱杭」と表現したのだと思われます!

 

今回の英単語

そこで今回の「乱杭咬み」が英語でどう訳されたか?

 

ということでしたが、それぞれの意味を見てみると・・・

 

英単語

palisade
[名詞]乱杭、とがり杭、防御用の柵、矢来

「乱杭」の意味を持つ単語だったんですね。

 

当然のことながら、

「palisade」という言葉もそうそうお目にかかることはありません。

というか、初めて見ましたよ。

ハッキリ言っておぼえる必要もないでしょう笑。

 

もう一つの「bite」ですが、

英単語

bite
[動詞]かむ、かみつく、かみちぎる、(蚊などが)刺す、とらえる
[名詞]かむこと、かじること、かみ傷、刺し傷、一口

というように、

こちらも、まんま「咬む」の意味を持つ単語ですね。

 

つまり、

乱杭=palisade
咬み=bite

で、そのまま

乱杭咬み=Palisade Bite

と訳されたわけですね。

 

コラム:「咬む」と「噛む」の違い

ちなみに、

日本語の「かむ」には漢字が2つあります。

「咬む」「噛む」ですね。

 

辞書的には同じものとされますが、作家は基本的に使い分けます。

「猫に咬まれた」
という時に使う「咬む」

「よく噛んで」
という時に使う「噛む」

ですね。

 

動物に咬まれてケガをすることを「咬傷(こうしょう)」と言いますので、基本的に「咬む」というのは攻撃です。
(動物からしたら自衛のための場合もありますが)

そういう意味で、

伊之助の「牙」は「咬む」の字が使われているわけですね。

 

英語の場合はどうでしょう?

 

「bite」の語源は「歯で裂く」ですから、攻撃ですよね。

だから、

人だけじゃなくて動物(爬虫類や虫も)も「bite」で咬む・刺す*を表します。
(*毒針で刺す場合はsting)

日本語で言う「咬む」ですね。

 

逆に、

単によく「噛む」という時には、「chew」を使います。

チューイングガムの「chew(チュー)」ですね。

 

咬む=bite
噛む=chew

というイメージでしょうかね。明確に分かれているのが英語らしいです。

 

そういう点で考えると、

「乱杭(Palisade)のような刃」で
「咬み切る(bite)」から
「乱杭咬み(Palisade Bite)」

というのは、単純な直訳のように見えるけど、よく出来た訳なのかもしれませんね。

 

 

今日のまとめ

日本語と英語が「まったく同じ」訳に見えても、その言葉の背景を見ると、ちょっとだけ違うこともあります。

その違いを「面倒くさい」と思わずに、「面白い」と思えるようになるとよいですね。

 

例文

Beast Breathing Sixth Fang: Palisade Bite!
獣の呼吸・陸ノ型「乱杭咬み」!!

 

今日のテキスト

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